2018年11月27日火曜日

乳幼児保育研究部会での事例発表!

今年度、神戸市と神戸大学大学院の北野幸子先生が乳幼児保育の研究を深め、より良い実践員つなげるべく、乳幼児保育研究部会を立ち上げました。

神戸学園都市YMCAこども園もともに研究を進め、7月には多くの保育者を他の園から招き、公開保育を行いました。(その様子はコチラ

今日は、その研究の一環として、西ブロック(須磨区・垂水区・西区)の先生たち100名を対象に、2歳児の保育における実践事例発表会が行われました。
この発表に、YMCAこども園の先生が登壇しました。


会場は明石にある神戸大学附属幼稚園。
明治37年から幼児教育を行う歴史ある幼稚園です。


幼稚園の保護者の方々も目にされる場所にもこのような案内があります。


幼稚園のホールは、研修に参加される先生方で満員です。




年間のカリキュラムや週の指導案を、子どもたちの発達の様子をみながら、日常の教育・保育へとつなげていく様子や、その中での子どもたちの成長の様子を、写真や子どもたちの言葉を交えて紹介していきます。

YMCAが大切にする、「根っこの保育」は乳児の時から子どもたち一人ひとりへ向けられているのです。


発表の後には、100名の先生方が11のグループに分かれ、グループワーク。
発表を通しての気づきや、それぞれの日々の保育の様子を振り返りながら、2歳児の保育で大切なことを共有していきます。


グループワークの最後は、北野先生による全体まとめ。
「2歳児の保育は3歳児の前倒しではなく、0歳児からの積み上げなのだ」という言葉に会場全体がうなずいている様子が印象的でした。




今日の発表は、発表する先生や主幹保育教諭の先生によって本当に丁寧に準備が進められました。
しかし、実はそれだけではないのです。


事前の発表練習会には、YMCA保育園や西神戸YMCA保育園、おひさま分園の先生たちも駆けつけてくれたのです。
真剣に発表を聴きながら、より良い発表になるようなアドバイスもたくさん共有できました。
このような仲間とともに今日の発表が創られたことをとても嬉しく思うのです。

そして、何よりも、日々、神様によって目の前の子どもたちが守られているからこそ、私たちが教育・保育の働きをなしていくことができるのだということを再確認するひと時ともなりました。

これからも一人ひとりの子どもたちの「やってみたい」に寄り添いながら、ともに世界を広げていけるように。
私たち一人ひとりも、持てる力を分かち合い、チームで子どもたちの育ちを見守っていきたいと思います。

このような機会を与えられたことに心より感謝いたします。
ありがとうございました!!