今日は番外編でお送りします。
YMCAでは、ものを大切にするということを職員も子どもたちも大切にしています。
今回は、YMCAの保育の原点である、長田にあった西神戸YMCA保育園で使われていた木製テーブルのリニューアルの様子をご覧ください。
木目が美しい子ども用の木製テーブルです。
長田の西神戸YMCA保育園から、学園都市のYMCA保育園に引き継がれ、愛用されてきました。
今回、天板に割れができたため、まずは半分に分割します。
今から23年前に納品されたことが分かります。阪神・淡路大震災も越えたのですね。
分割後、割れがない部分を活用します。
丁寧にヤスリをかけて天板を磨いていきます。
磨き終わった後に、新しい脚を取り付けるとこのようなテーブルになりました。
お箸などにも使われる一番安全性の高いニスを5層重ね塗りして完成です。
なんでも使い捨てが当たり前の時代ですが、古くなったものでも少し工夫すれば新たな命が吹き込まれるのです。
実際にこのようにしていると、子どもたちにも「ものを大切にする」ということが自然と伝わっていきます。
これからも、いろいろなものを、子どもたちと一緒に、大切に使っていきたいと思います。