先週、上陸した台風20号は神戸にも大きな爪痕を残しました。
街中でもお家のガラスが割れたり、屋根がはがれたり、木が倒れていたりとダメージがありました。
そんな中、フードロスや飢餓問題に取り組んでいる、神戸大学の竹下友里絵さんという学生さんが、神戸市西区の高橋さんという、きゅうり農家さんのために奔走されていることを耳にしました。
高橋さんの畑は、台風によって大きなダメージをうけたのです。
こども園でも竹下さんに協力ができればということと、子どもたちにもお話をしてもらいたいと思い、連絡をとってみると、早速その日のうちに来てくださることになりました!
早速届けられた、高橋さん家のきゅうり。
台風の影響で傷がありますが、しっかりとしたきゅうりです!!
今回の台風による農家さんの大変な状況を語る竹下さん。
最初は「おおきいなあ~!!」と盛り上がっていた子どもたちも、竹下さんの話に惹きこまれていきます。
きゅうりを手にする子どもたち
においを嗅いでみたり、きゅうりの肌触りを感じてみたり。。。
早速、お台所の先生に切ってもらいました。
みずみずしさが溢れて、輝いています!
フリーダムという種類だそうですが、本当に生き生き!!
食べてみた子どもたちの感想は、、、
「あま~い!」
「やっぱりおおきいなぁ!!」
「おいしい!!!」
普段、あたり前のように食べている野菜は、農家さんの手で大切に育てられていること。
そして自然の恵みを受けて、育てられていること。
その自然は、時に恐ろしい力を見せることがあるということ。
そんなことを子どもたちと改めて感じました。
そして、それにも増して、誰かのために行動することの素晴らしさを、竹下さんを通して知ることができました。
高橋さん、竹下さん、本当にありがとうございます。
こども園でも、他者のことを想い、そして行動することを大切に、子どもたちと日々を歩んでいきたいと思います。
ぜひ、また、こども園に来てくださいね!
みんなで待ってます!!
2018年8月31日金曜日
2018年8月4日土曜日
神戸芸術工科大学による世界に一台だけの木工遊具!
先日のこども園ブログでもご紹介したように、現在、流通科学大学・神戸芸術工科大学・YMCAのこども園での共同研究が進められています。
今日は、朝から、芸術工科大学の安森先生とゼミ生の学生さんが木工遊具を設置してくださいました。
設置するのは、こども園の保育室の一角。
ここがどんなふうに変わるのでしょうか?
大学である程度組み立てられたパーツを運び入れます。
大きな枠も、外階段を使って、「ぶつけないように」と声を掛け合いながら運びます。
これを組み立てるとどんな遊具になるのでしょう?
「打ち込むで!」と合図を伝えながら、枠とフロア材を固定していきます。
フロア材は木目や色目の組み合わせが大切とのこと。
今回の遊具の設計者の河部リーダーが、組む順番を確認していきます。
ホゾ穴にボンドを注入し、組み立てていきます。
皆の表情は真剣そのもの。
間違いがないか確認しあいながら、丁寧な作業です。
さあ、いよいよ本体の接合です。
ミリ単位で計算され、加工された木を組み合わせます。
無事に組みあがりました!
お昼休憩をしている間に、ハタガネという器具を使ってしっかり固定します。
午後からは、クライミングウォールや天板の取り付けです。
これまた計算通り、寸分の狂いもなく。。。
天板と本体をしっかりと固定していきます。
もはや大学生というより、木工職人さんの雰囲気が漂っています。
そして、ついに完成!!
あれ?
そうなんです、遊具を使わないときは、こんな風に壁面で仕切りができるのです!
これもすべて独自設計です。
世界に1台しかない木工遊具をデザインし、製作してくださった河部さん。
そしてここまで温かく見守り、ご指導いただいた安森先生。
本当にありがとうございました!!
本日作業を共にしてくださったお一人おひとりにも心より感謝いたします。
さあ、子どもたちがどんな風に遊ぶのか、今からとても楽しみです♪
今後、実際に遊んでいる様子もご報告できればと思います!!
今日は、朝から、芸術工科大学の安森先生とゼミ生の学生さんが木工遊具を設置してくださいました。
設置するのは、こども園の保育室の一角。
ここがどんなふうに変わるのでしょうか?
大学である程度組み立てられたパーツを運び入れます。
大きな枠も、外階段を使って、「ぶつけないように」と声を掛け合いながら運びます。
これを組み立てるとどんな遊具になるのでしょう?
「打ち込むで!」と合図を伝えながら、枠とフロア材を固定していきます。
フロア材は木目や色目の組み合わせが大切とのこと。
今回の遊具の設計者の河部リーダーが、組む順番を確認していきます。
ホゾ穴にボンドを注入し、組み立てていきます。
皆の表情は真剣そのもの。
間違いがないか確認しあいながら、丁寧な作業です。
さあ、いよいよ本体の接合です。
ミリ単位で計算され、加工された木を組み合わせます。
無事に組みあがりました!
お昼休憩をしている間に、ハタガネという器具を使ってしっかり固定します。
午後からは、クライミングウォールや天板の取り付けです。
これまた計算通り、寸分の狂いもなく。。。
天板と本体をしっかりと固定していきます。
もはや大学生というより、木工職人さんの雰囲気が漂っています。
そして、ついに完成!!
あれ?
そうなんです、遊具を使わないときは、こんな風に壁面で仕切りができるのです!
これもすべて独自設計です。
世界に1台しかない木工遊具をデザインし、製作してくださった河部さん。
そしてここまで温かく見守り、ご指導いただいた安森先生。
本当にありがとうございました!!
本日作業を共にしてくださったお一人おひとりにも心より感謝いたします。
さあ、子どもたちがどんな風に遊ぶのか、今からとても楽しみです♪
今後、実際に遊んでいる様子もご報告できればと思います!!
2018年8月2日木曜日
流通科学大学による子どもたちの体力研究
YMCAのこども園では、2017年度・2018年度の2年間をかけて、流通科学大学(北村准教授)・神戸芸術工科大学(安森准教授)との共同研究を行っています。
テーマは、「学園都市における子どもの体力向上に関する研究~手作り遊具の設置による幼児の身体活動量および体力への効果~」で、4・5歳児の体力についての研究です。
昨年秋に行った初回の体力測定では、YMCAのこども園(3園)の子どもたちの体力は全国平均に比べて大きく上回っていました。日頃の散歩のおかげで脚力が強いのでしょうか。
しかし、腕など上半身の力がやや弱いということも分かりました。
この点に着目し、芸術工科大学の安森先生と学生さんにより木工遊具を設計していただき、この夏に遊びこんでどのように変化があるかを測定することとなりました。
本日は木工遊具導入前の再測定をするために、流通科学大学の先生と学生さんがこども園に来てくださいました。
体支持の説明を北村先生から聞く子どもたち。
早速、挑戦!
なんと、2分を超える場面もありました!!
こちらは、両足連続跳び越しのコーナー。
2回の挑戦で、どんどんリズミカルに!
多目的ルームでは、捕球とテニスボール投げの測定です。
華麗な投球フォームで「えいっ!」
大学生のお兄さんが投げるボールを。。。
見事にキャッチ!!
すごい!!
今度は立ち幅跳びです。
「この線から跳ぶんだよ」
というお姉さんの説明を真剣に聞いています。
そして、ジャンプ!
もっと遠くへ!!
1時間ほどでしたが、子どもたちも楽しみながら挑戦していました。
明後日には木工遊具が設置される予定です。
夏の間に遊びこんでいきたいと思いますが、さてさて、どんな影響があるのか、楽しみです!!
テーマは、「学園都市における子どもの体力向上に関する研究~手作り遊具の設置による幼児の身体活動量および体力への効果~」で、4・5歳児の体力についての研究です。
昨年秋に行った初回の体力測定では、YMCAのこども園(3園)の子どもたちの体力は全国平均に比べて大きく上回っていました。日頃の散歩のおかげで脚力が強いのでしょうか。
しかし、腕など上半身の力がやや弱いということも分かりました。
この点に着目し、芸術工科大学の安森先生と学生さんにより木工遊具を設計していただき、この夏に遊びこんでどのように変化があるかを測定することとなりました。
本日は木工遊具導入前の再測定をするために、流通科学大学の先生と学生さんがこども園に来てくださいました。
体支持の説明を北村先生から聞く子どもたち。
早速、挑戦!
なんと、2分を超える場面もありました!!
こちらは、両足連続跳び越しのコーナー。
2回の挑戦で、どんどんリズミカルに!
多目的ルームでは、捕球とテニスボール投げの測定です。
華麗な投球フォームで「えいっ!」
大学生のお兄さんが投げるボールを。。。
見事にキャッチ!!
すごい!!
今度は立ち幅跳びです。
「この線から跳ぶんだよ」
というお姉さんの説明を真剣に聞いています。
そして、ジャンプ!
もっと遠くへ!!
1時間ほどでしたが、子どもたちも楽しみながら挑戦していました。
明後日には木工遊具が設置される予定です。
夏の間に遊びこんでいきたいと思いますが、さてさて、どんな影響があるのか、楽しみです!!
暑さも吹きとぶ誕生会
8月のお誕生会がありました。
みんなで記念撮影。少し緊張気味です…。
でも…会が始まれば、みんな素敵な表情になります。1年に1回の大切なお誕生会。
みんなにお祝いしてもらえるこの日を心待ちにしているのです!
讃美歌も堂々と歌っています。
たくさんのおめでとうの言葉と、拍手をもらいました。
乳児クラス・幼児クラスのお友だちからも、先生からも
「お誕生日、おめでとう!!」の拍手がいっぱいです。
先生からのプレゼントは、動物の親子がたくさんやってくるお話。
みんなで一緒に、歌をたくさんうたいました♪
体を揺らしたり、手拍子をしたり、みんなとても楽しそうでした。
今月の誕生会の昼食メニューは、『沖縄料理』でした。
クファジューシー(沖縄風炊き込みごはん)・沖縄そば
ラフテー(豚肉の角煮)・ゴーヤチャンプルー
アーサーの酢の物・すいか
乳児クラスも一品ずつ盛り付けています。
ゴーヤは食べれたかな??
「沖縄そば、どれにしようかなぁ~。お肉がはいってる!」
「沖縄風炊き込みごはんのおにぎり、おおきいな!」
「沖縄そばおいしいね!」 幼児さんは沖縄そばの人気がありました。
前日に沖縄料理に使われる食材の話を、お台所の先生から聞いていたこども達。
「これがアーサーや!」と食材を思い出しながら
「わかめ?みたいで、おいしいね」と味わっていました。
「ゴーヤはにがいな…。」「全部、食べれるかな??」
乳児さんも、幼児さんも、ゴーヤのにがさに苦戦する子が多かったようです。
いろんな感想が聞こえてきた沖縄料理でしたが、初めて出会った味も
思い出になった事でしょう…。
おやつはアイスクリーム入りの、トライフルでした。
冷たくておいしかったね!
みんなの笑顔とたくさんの拍手、そしておいしいごちそうで暑さも吹き飛ぶ
お誕生会でした。