5月初旬にみんなでトマトの苗植えをしました。「トマト好き!おいしい!」「トマトはあかいろ!」と喜んでいました。ですが、いざトマトの苗を見てみると・・・「トマトがないよ?」「葉っぱばっかりやん」と不思議がる子どもたち。中には「お水あげたら、おおきくなるねんで!」とお友だちに教えてあげる子もいました。
ポットから出てくる苗をじっと見つめる子どもたち。
プランターの土のくぼみに植えて、みんなで土を掛けてあげます。
ぺたぺたぺた
「土のお布団かけてあげてね」と伝えると「きもちいい?」とトマトの苗に優しく聞いてあげる子もいました。
おおきくなあれ~おおきくなあれ!
毎日、朝の集まりの時にみんなでお祈りをしました。
トマトがおおきくなりますように アーメン
数週間後・・・
可愛らしい黄色い花が咲いたり、小さなトマトの実ができました!
「お花かわいい」「赤ちゃんトマトや!」と嬉しそうな子どもたち。
「まだ、みどりやな~・・・」
「オレンジいろになった!早く赤色になってほしいな~」とトマトの成長を楽しみにする姿が見られました。
〈収穫〉
ついに待ちに待った真っ赤なトマトに成長しました!
あかいろトマト あった!
大きなお口で「あ~ん」
ぱくっ
もぐもぐ おいしいね♪
ぺろっ
大事そうに少しづつ食べる子もいました。
どんな味かな?
「すっぱ~い」と言った表情を見せてくれました
あまいよ!
味覚の感じ方は子どもたち一人ひとり違ったようです。
「おかわりほしいよ~」と嬉しそうにしている子もいました。
中には普段はトマトが苦手な子も、自分で育てたトマトということもあってか食べたい思いの方が強く嬉しそうに口へ運ぶ姿が見られました。
栽培を通してトマトの成長を楽しみにしたり、雨が降れば「トマトがよろこんでいるね」と自然と子どもたちの口からトマトの話が出てくるなど、自分たちで育てているトマトに愛着を持つ姿も見られました。普段は調理されたものを食べていましたが、こうして自分たちで苗から育てたトマトは特別においしかったようです♪