震災を知らない子どもたち。また、保育教諭の中でも震災を経験していない者もいます。
園では月に一度避難訓練を行っていますが、毎年1月17日の避難訓練では三次避難まで行い、避難場所に指定されている太山寺中学校までの避難を行います。
0歳児から5歳児まで、全園児で太山寺中学校を目指します。
太山寺中学校前で再度点呼を行い、子どもたちにもここが避難場所なんだということを伝えます。
帰園後には神戸市のシェイクアウト訓練に合わせて身を守ります。
いざという時に備えて用意している自分たちの予備の服などが入っているかチェックします。
当時の様子を伝える写真とともに、先生からお話を聴ききました。
災害はいつ、どのようにして起こるか予測できません。
昨年は、熊本地震の発生後、支援物資を送ったり、保育教諭が熊本YMCAの保育園に赴いたり、そして運動会の際には、子どもたちとともに熊本へ元気を届けようと「くまもとサプライズ」を踊るなど、自分たちにできることを考え、行動しました。
これからも想像すること、思いを馳せること、そして備えることを大切にしたいと思います。
今なお、様々な災害の影響によって困難な中にある方々のことを覚えつつ、平安なる道が備えられるようにとお祈りします。